2013.4.16「安冨歩さん」講演会レポート!

4/16、東大の教授である、安冨歩さんの講演会に行ってきました@「真宗大谷派」岡崎教区会館。

わたし、実は、安冨さんのことを存じてなくて、講演行って度肝抜かれちゃったのです。

「生きる技法」は、目次読んだだけでズキューンですた。
「依存する相手が減るとき、人はより従属する」
「依存する相手が増えるとき、人はより自立する」

有名な本では、「原発危機と東大話法」

などなど、多数!

いっぱいの引き出しを持ってる安冨さん、今回の講演テーマは
「立場主義と靖国神社」

………… 講演内容を一部書き出し(※認識違いがあったらごめんちゃい)……………

日本は「個人主義」ではなくて「立場主義」。
「個人」は「立場」の材料になってる。
その立場に立ったら「その立場の振る舞い」をしないといけなくなってる。

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浄土真宗の清沢満之(きよざわ まんし)さんのお言葉から。

走り出したいと思えば走り出せばいい
走り出したいと思わなければ走り出さなければいい
如来の導きが起きるならそれに従いなさい
導きがなければ迷ってなさい

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(多くの)家庭は「幸福の偽装工作」

全然幸せではないけど、幸福のふりをしてる。
年に2回ほど、海外旅行やディズニーランドへいき、年賀状には家族の仲良し写真。

マスコミを通じて「こういうことが正しい」と思わせ、このことによる経済効果はものすごく、莫大なマーケットとなっている。

男女、男同士、女同士、どんな形でも「共に生きる」「一緒に助け合う」というのが家庭。

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印象的だったのが、安冨さんに「どのお話しもすっごく面白かったです♡」と伝えたら「でも当たり前のことしか言ってないでしょ」っておっしゃってたこと。
私たちって、「立場」とか「こうあらねばならない」とか「これしたら迷惑かな」の予防線を張ることが普通になって、「当たり前」のことを「当たり前」という認識すら持てなくなってる気がする。

いやぁ、いろんなことを考察するのに、安冨さんのお話し(書籍)は重要だと思う!

まのびでインタビューさせてもらいました。

当初予定してなかったけど、あまりにもお話しが面白すぎて帰りたくなくなり、打ち上げにも潜入。

ほんっとに面白いお話しでした♡

 

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